禁じる規定はありません
傷病手当金の要件は「療養のため労務に服することができないこと」です(健康保険法第99条)。 どこで過ごすかを定めた規定はありません。
ただし勤務先の就業規則に、療養に専念する旨の定めが置かれていることがあります。 自分の会社の規則がどうなっているかは、先に確認しておくところです。
休職中に、外出や旅行をしても大丈夫ですか
休職中の過ごし方に、決まりはありますか
先に決まるのは費用です
傷病手当金は給与のおおよそ3分の2です。そこから社会保険料と住民税が引かれます。 収入が減っている月に、1泊いくらまでなら家計に乗るかが、行き先を決めます。
宿泊費だけでなく、交通費と現地での食費が乗ります。近場にするほど交通費の比率が下がります。
お金を整理するで、毎月の過不足を出したうえで決められます。
朝の光は、環境を変えると入りやすい
睡眠ガイド2023には、起床後の朝日で体内時計がリセットされること、 就寝の約2時間前からメラトニンの分泌が始まり、それ以降の強い光で抑制されることが書かれています。
屋外に近い場所での宿泊は、夜に強い光が少なく、朝に光が入る環境になりやすい形です。 これは環境の性質であって、効果を保証するものではありません。
人と会わずに泊まれます
受付での会話が負担になる場合、次のような形があります。
- チェックインが無人、または端末・アプリで完結する宿
- 食事が部屋に用意される、または自炊のところ
- 棟が独立していて、共用部を通らずに出入りできるところ
グランピング施設、貸別荘、コテージ型の宿にこの形が多くあります。 予約前に、チェックインの方法と食事の提供方法を確認しておくと、当日の判断が減ります。
決め手は、片道の時間です
移動時間が長いほど、戻ってからの負荷が大きくなります。 「何泊するか」より「片道何時間か」のほうが効きます。
| 片道1時間以内 | 日帰りに切り替えられる。体調が変わっても引き返せる |
|---|---|
| 片道2〜3時間 | 1泊が前提になる。予備日を作れるかを先に見る |
| それ以上 | 移動そのものが1日分の予定になる |
会社への連絡は、先に決めておく
報告の頻度や窓口に法律上の決まりはありません。会社ごとの取り決めによります。 出かける前に連絡の形が決まっていると、体調が悪いなかで毎回判断せずに済みます。
ここは治療のページではありません。体調そのものの判断と、いつから何を始めるかは主治医の領域です。服薬中に気をつけることは、処方元か薬局の薬剤師にご確認ください。
出典
- 健康保険法第99条(傷病手当金)
- 厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」(2024年2月策定・mhlw.go.jp)
- 勤務先の就業規則(療養専念義務に関する定め)
- 主治医、および調剤を受けた薬局の薬剤師
実際に足を運んだところを、予約の方法・営業時間・料金で並べています。行ける場所
